【考察】四葉について 五等分の花嫁

初めに

まいど!きょんです
ブログ書きたくなったので書きます
書きたい時に書くのが一番楽しい


さて、今回はタイトルにもある通り、四葉について考察していこうかと思います。
四葉と言えば、元気でお人好しという点を上げれますが、その反面謎に包まれた部分がいくつかあります。
それを今回は考察していけたらなと思います。
では、本編へどうぞ!

本編

上で書かせていただきましたが、四葉には謎が沢山あります。
その謎について掘り下げていきます。

※零奈についてではコミックス部分より先の話が入ってきます。
もし、まだ読んでないのであれば、6/17発売のコミックスを先に読んでこちらをお読みください


四葉の気持ちについて

四葉の謎を追求するのに、まず必要なのは四葉風太郎のことをどう思っているかです。
一花や二乃、三玖が恋心を顕にして、五月が風太郎に何かを伝えようとしている中、四葉だけが風太郎についての気持ちが未だに直接的に書かれていません。
僕はこのことについて疑問に思い1巻から再度読み直してみました。
読み直していくうちに、疑問に思うシーンがありました。
それがこちらです。


五等分の花嫁1巻155ページ

四葉は嬉しそうにしてる理由を、「家庭教師の日でも無いのに上杉さんが宿題を見てくれる」と自身で説明しています
ここで疑問が生まれます。
四葉は、"宿題を見てくれることが嬉しい"のか、はたまた、"上杉さんが見てくれる"のが嬉しいのかという問題についてです。

その答えがこちらになります


五等分の花嫁3巻145ページ

このシーンで四葉は、風太郎の味方をする(=素直に勉強をする)のは"成績を上げたいから?"という問いに対して、"違いますよ"と断言しました。
この事から、四葉が嬉しそうにしている理由は"風太郎が宿題を見てくれるから"ということになります。

では、何故四葉風太郎が宿題を見てくれることがそんなにも嬉しいのでしょうか?

過去に考察したブログを引用して詳しく考察していきます

第21話にて四葉は嘘が苦手だと述べられてるシーンがあります。
それに加えて終盤、四葉風太郎に協力している原因が「好きだから」と伝えており、その後「嘘」だと述べました。
ここで疑問が生じます。
四葉がはっきり伝えた「好きだから」の言葉に本当に嘘が含まれているのでしょうか。
否、含まれていません。
それではどこに嘘が含まれているのでしょうか。
そこで考えられるのが、四葉の本当の思い(好きと言う思い)を嘘として塗り替えてしまおうと言うことです。
引用元:五等分の花嫁について考えたい。 - きょんのブログ


では何故、自分の思いを「嘘」で塗り替えようとしたのでしょうか?

その答えがこちらです。


五等分の花嫁9巻71ページ

このシーンでは、四葉風太郎と自分が付き合うのは"恐れ多い"と自身で述べています。
風太郎の事を出会った当初から"天才"と謳っていた四葉ですが、四葉は自身の評価をかなり低く見積もっています。
自身の評価が低い四葉は自分が風太郎に対して恋愛感情を抱くのは相応しくないと考えたのだと思われます。

その思いが如実に出たのがこの表情。


五等分の花嫁9巻87ページ

自分は応援する立場にいる、と言い切ったのも自己評価の低さが起因した言葉でしょう。
この表情を読み取るとするならば、自分の思いを言葉にしてはいけないという感情を抱いてるのだと思います。

ここまで、四葉の気持ちについて考察していきましたが四葉は少なからず風太郎に対して恋愛感情に似たものを持っていると思います。
それが今回の冒頭に上げた、"上杉さんが宿題を見てくれて嬉しい"に繋がったのではないでしょうか

七つのさよなら 四葉考察

コミックスでは5巻後半と6巻に当たる、七つのさよならにて四葉についていくつか不可解な点があったので、紹介及び考察していきます。

まず、1つ目
このシーンをご覧ください。


五等分の花嫁3巻173ページ

五月と風太郎が夜に散歩しにいくシーンで、草が不自然に動いた場面です。
風太郎は「誰かがいた気がした」と言っていますが、まだ誰がいたかなんて明らかになってないですよね。
そこでじっくり読んでみるとある事に気付きました
それがこちらです


五等分の花嫁6巻64ページ

なんと、この並木道は陸上部の帰り道となっているのです。
また、陸上部は湖周辺をランニングコースとしているためこの近くはよく通ると考えてもいいでしょう。

以上の点を踏まえて考えると、夜にランニングしていた、または、部活帰りの四葉が五月と風太郎が散歩しているのを見かけて咄嗟に隠れたと思われます。

もしこの場に四葉がいたとするとこのシーン


五等分の花嫁5巻176ページ

五月が偶然出会った四葉に持ってきてもらったと言っていたのも頷けます。

2つ目
こちらをご覧ください


五等分の花嫁6巻13ページ

風太郎が零奈に5人を紹介するシーンです。
風太郎は四葉に対して少し思うところがありそうです
一体、"それに"に繋がる言葉は何なんでしょうか。
ここで大事になってくるのは四葉風太郎に何をしたかです。
そうです。
四葉は、林間学校やデートで一貫して風太郎に楽しんで欲しいと思い行動しました。
もしかすると、風太郎は自分のために四葉が動いてくれているということに何か思うところがあるかも知れません。

零奈について

四葉の話とは少しズレますがここで物語の鍵を握る零奈と写真の子について話そうと思います。
一見、四葉の話ではないかに思えますが 僕は四葉と深く関わっていると思います。
最新巻のコミックス9巻では、五月が零奈だということが明らかになりました。
ここで重要になってくるのは"何故五月が正体を隠す必要があったのか"ということ、そして、五月が写真の子であるかどうかということです。

もし五月が写真の子であるならば、なぜ正体を隠したのでしょうか。
当時の自分を、思い出して欲しいからという理由であるならば、それは恋心で動いているのとほぼ変わりないと思います。

ですが、五月はそんな気持ちが無いように思えました。
それがこちら


五等分の花嫁80話

みんなが、風太郎と早く会おうとしてるのに対して通常営業の五月。
このシーンから見ても五月は特別な想いを秘めているとは思えません。
では何故零奈の格好をして風太郎の前に出たのでしょうか?

それが明らかになるのはこちらです


五等分の花嫁79話

五月は風太郎に写真の子が5人の中の誰かであることを伝えようとしていました。
それを風太郎に気付いて欲しかったと言っています。

ここで新しく生まれる謎が、風太郎にとって大切な思い出である京都の思い出を五月が何故思い出して欲しいと思っているのかです。
この謎を究明するにはまだ証拠が足りていません。

ここで僕は2つの予想を立てようと思います。

写真の子=五月説からの予想

五月にとっても大切な思い出であったため。
これは、五月=零奈が成り立つ場合です。


五等分の花嫁34話

ですがこのシーンでも分かる通り、お守りについてピンときていません。
冒頭で述べた理由も含め、五月が写真の子だと思うのはまだ弱いところがあるので少し疑問に思うところも生じます。

写真の子=四葉説からの予想

五人の誰か(=写真の子)にとって大切な思い出であるため。
五月は五人の中の誰かが風太郎と会っているという事に気付いています。
写真の子にとっても、5年前の思い出は大切な思い出として刻まれているでしょう。
風太郎と写真の子にとって大切な思い出だからこそ、風太郎が5年前の思いを風化させないために思い出して欲しいと考えたのではないでしょうか。

さて、ここで大切なのは"誰か"ということです。
1ヶ月ほど前、僕はブログである説を唱えました。

それがこちら

この説について考察していきます。


五等分の花嫁82話

五月が「柵はもう少し高いと思ってました」という言葉について、四葉は「私たちが大きくなったって事だよ」と言っています。
小さい時にここに来ていなければ、「大きくなった」と言う比較は出来ません。
これは四葉が1度ここに来たことがあるからこそ言えた言葉なんじゃないでしょうか?
当時、5人も京都に来ていたのでそれはみんな同じではと思う方もいらっしゃると思います。
その疑問について答えようと思います

まずはこのシーンをご覧ください


五等分の花嫁83話

振り回されるがままと言っている点から、写真の子の行きたいところに風太郎は付いていったと考えられます。
このことより、風太郎と写真の子が訪れた場所は写真の子が行きたい場所と考えられますね。
ですので、風太郎と会う前に5人で清水寺に行った可能性は低いです。
旅行中、同じ場所にもう一度行こうとはしませんよね。

そしてこちらをご覧ください



五等分の花嫁5巻34話

風太郎と写真の子が会ったのは京都駅です。
上のシーンから、写真の子は京都駅ではぐれたと言えるでしょう

京都駅から清水寺まで30分
写真の子以外の4人が、うっかり清水寺に来たとは考えにくいのです。
もし、他の4人が来ていたとするならば写真の子を探すためだったか、もしくは後日来たかのどちらかになります。
後日来た場合、1度の旅行で同じ場所に2度訪れたことになるので逆に思い出に残ると思います。

4人で探している可能性についてはこちらのシーンをご覧下さい


五等分の花嫁33話

このシーンから周りに誰もいないので、4人で探しているという可能性も低くなってきます。


以上のことより、四葉清水寺に訪れたことがあるような発言をしていることから、写真の子である可能性が高いと思われます。

写真の子=四葉と仮定すると、四葉が最初から風太郎の味方に付いたのも頷けます。
1度聞いていた上杉風太郎という言葉にどこか懐かしさを感じていたんではないでしょうか?

これらが、僕が言う写真の子=四葉の根拠です

まとめ

今回は四葉について考察させて頂きました。
今回の考察が少しでも皆さんが漫画を楽しめる要因となってくれたなら嬉しいです。
まだ、書き足りないこともあるので、好評ならまた今度考察していきたいですね。
五等分の花嫁、今後の展開に目が離せません。
僕自身、1週間五等分の花嫁のために耐え抜いてる自信がありますw
ブコメとしても、伏線を探す事としても楽しめる本当に最高の漫画と出会えたと思いました。
五等分の花嫁の考察や感想など、これからも引き続き投稿していきたいのでよろしくお願いします!
ではまた!

PS.四葉のクローバーの花言葉は「Be mine」(私のものになってください)